右上5番のセラミック・インレーです。
E-max,セラミックブロックからの削りだしで制作しておりますので
変形がなく強度があります。
シンプルな形の詰め物はCRでもOKですが
この症例のようにMOD,3面にわたる修復にはE-maxがベストですね。
とてもキレイです。
この患者さまも修復前にZOOMホワイトニングをしていますので
明るく素敵な口もとになりました。
右上5番のセラミック・インレーです。
E-max,セラミックブロックからの削りだしで制作しておりますので
変形がなく強度があります。
シンプルな形の詰め物はCRでもOKですが
この症例のようにMOD,3面にわたる修復にはE-maxがベストですね。
とてもキレイです。
この患者さまも修復前にZOOMホワイトニングをしていますので
明るく素敵な口もとになりました。
2月26日(日)
歯科ディーラーYAHARA主催講演会を受講して参りました。
「はずれない総義歯」わかりやすい総義歯の話
講師 村岡 秀明 先生
村岡先生は総義歯の分野ではとても著名な方で
論文や症例を歯科雑誌等でよく目にしておりました。
今回実際に講演を聴いて、義歯に対する洞察の深さに感嘆すると同時に
先生のユーモアを交えた講演に時間が経つのがとてもはやく感じましたね。
テクニカルな事は置いときまして
光った語録を少々ご紹介したいと思います。
総義歯は考古学であり建築学である。
旧義歯は古(full)デンチャー
咬合紙を発明したのはノーベル物理学賞を受賞した 小柴教授
カミ(紙)オカン(咬ん)デー
議員会館の歯科室で作る義歯は大きくなる傾向がある
"代議士(大義歯)だけに"
。。。
左上2番のオールセラミックスです。
まだ右上12番のCRのやりかえは済んでいないのですが
初診時に比べるとかなりキレイになったのではないでしょうか?
この患者さまはホームホワイトニングで色を抜きつつ
根の治療を行い、かぶせる、詰める段階でちょうど良い白さになる様計画を立てていました。
治療完了が楽しみですね。
もっとキレイになります。
full-mouthでの審美歯科症例です。
適材適所といいましょうか
前歯はセラミックにて奥歯はハイブリッドで修復しております。
キレイですね。術前とは別人の口もとですね。
来月挙式を控えた患者さまです。
ご予約のお電話ではホワイトニングをご希望との事でしたが
お口の中を拝見すると。。虫歯と保険のかぶせ物の変色が。。
やはり左上1番が一番気になるとの事でしたので
まず仮歯(TEK)にしてしまいました。
と同時に右上21、左上2番のコンタクトカリエスもCRにて修復。
キレイではないでしょうか。保険でもここまでキレイになります。
伊達に審美歯科を謳ってません(笑)
次回左上1番の形成、印象ですね。setはその次。
ギリギリ結婚式に間に合いますが、もう1回来院出来ればホワイトニングも行なえたのですが。。
式の日取りが決まりましたら早めのご来院をお願いします。
クリーニング、ホワイトニング、もちろん虫歯の治療も。
一生の記念ですから完璧なスマイルで挙式していただきたいですね。
E-max
Hybrid
最近は奥歯でも白い歯を入れたいという患者さまが多くいらっしゃいます。
ちょうど左下の奥歯、E-max と Hybrid set の患者さまが続きましたので
写真をとらせていただきました。
上の写真がE-max 7番(一番奥)です。6番はCRにて修復しております。
下の写真がhybrid 6番になります。
歯の上下のかみ合わせはABCコンタクトといって3点で山と谷が合わさるのがベストなんですね。
山と谷を強調した形、いわゆるブリリアンカットの様な歯の方がカッコイイのですが
セラミック系の素材では、側方圧による破折の心配があるので、どうしても丸くなりがちになります。勿論3点接触はしています。
両方の写真に咬合紙のあとが残っていますね。拭いたのですが。。(笑)
E-maxとHybridどちらが好みでしょうか?
輝き強度重視ではE-max
コスト重視ではhybridですね。
来月に挙式を控えている患者さまです。
ホワイトニングをご希望で来院されました。
ZOOM 15分×2set です。
キレイになりましたね。
晴れの日をもっと素敵な笑顔でむかえて頂けます。
70代女性の患者さまです。
上顎前歯、保険の前装冠の変色が気になるとの事でした。
11の入れ替えを行う前にZOOMにてホワイトニングをして明度を上げ
白くなった色に合わせて造り替えました。
キレイになりましたね。
白く健康的な口もとはアンチエイジング効果もありますね。
2012年2月18日 大宮歯科医師会主催、学術講演会に参加させていただきました。
「象牙質う蝕の診断とコンポジットレジン修復」
東京都台東区開業 猪越重久 先生
東京医科歯科大学卒業
ベルギー王国ルーベンカソリック大学 客員教授
日常臨床でレジン修復は多く用いられています。
また、レジン系の材料は新しい理論に基づいた新製品が次々にでるのですが
今回は術式の再確認、マテリアルの良し悪しががしっかり理解できました。
明日からまたレジン充填がパワーアップします(笑)
"ヒドゥン・カリエス"。。見えない虫歯。。聞きなれない言葉ですが
パット見では判らない虫歯が増えているそうです。
一説にはフッ素入り歯磨材が多く用いられるようになり
本来であれば崩壊するエナメル質が表層のみフッ素により再石灰化され健全に見える
しかしながら内部、象牙質では脱灰が進み、いきなり痛みを訴えるケースがあるそうです。
疑わしい場合はレントゲンが必須との事でした。
猪越先生はレジン充填が楽しくてしかたない、毎日やっていたいそうです。
私も決して嫌いではありませんが、もっとマニアックを目指そうと決めました(笑)
美容ジャーナリストの斎藤薫さん(美人の教科書で有名ですね)が
「美しい女の口もとには、作法がある」というエッセイで書かれていました。
口もとの端正な人が美人。口もとに清潔感がある人ほど美しい。。。
そう言われるのには、明快な理由がある。
じつは食べる時の口もとにこそ、人間の品性がそっくり示されすからなのだ。
食べることは生きること。
あわてて食べる動作が、比喩的に貪欲に物を欲しがるさまを指すように、
食べ方は良くも悪くも、その人の生きざまを形にするもの。
だから、美しく食べる人ほど美しいし、ていねいに物静かに食べる人ほど美しいのだ。
そう、食べる時の仕草や表情はいちいち人の美しさを左右する。
箸やナイフ、フォークをどう扱って食べ物を口に運ぶか?どういうふうに噛むか?
そして食べながらの会話の仕方まで、食べるという行為はきわめて表情豊かだからこそ
その分、人の美しさをハッキリ分けてしまうのだ。
そういう意味で歯並びが悪いと、かみ合わせが悪いと、
美しい食べ方にはならないことも、あらためて思い知りたい。
だから口もとと歯が美しい人ほど美しいのだということも。
右下67番のハイブリッド・セラミックです。
all-ceramicやE-maxに比べ
プラスチックの欠点を少しもちあわせている為
ツヤが無くなったり、多少の摩耗があります。
耐久性や色の再現性、光の透過性もセラミックにはかないませんがコストは1/2~2/3です。
CPは高いですね。
左下6番のE-maxになります。
保険の銀歯からのやりかえですね。
7番のインレーはCRにて修復しています。
6番の冠を外した際に徹底的にマージンを磨きました(笑)
奥歯のかぶせ物にはハイブリッドが一番人気でしたが
最近、E-maxを選択される患者さまが増えています。
E-maxはセラミックブロックをCAD/CAMにて削りだしますので
セラミック焼成時の収縮等の変形がなく
正確にマージンを合わすことが可能で、かつ強度も充分にあります。
輝きもハイブリッドより断然美しいですね。
当然ファイバーコアにて透過性を考慮しています。
また、ファイバーコアは歯質に近い弾性率をもちますので
メタルコアで時々遭遇する歯根破折の予防にもなります。
ZOOM WHITENING system 15分×3set 症例です。
キレイになりましたね。
白さの質が変わりました。
よくホワイトニングはどれ位もちますかとご質問を受けます。
患者さまの嗜好にもよりますが
1~2年で多少の後戻りはございます。
そこで当医院のおススメはまずZOOMにより1日で白くしてしまう。
その直後もしくはくすみが気になりだしたら
ホームホワイトニングのキットを作りメインテナンスをして頂くのがベストです。
一度白くしておけば
なんか戻った?と思った時に1~2日ホームホワイトニングをして頂ければ
すぐ白さは回復します。
メンテナンスをしっかりすればずっと輝く白い歯のままですよ。
金・白金のかぶせ物は口腔内で使用するには最適の材質です。
耐食性、耐久性、適合精度も抜群です。
マージン部も金を延ばすように研磨すると、模型をとってもつなぎ目がわからない位
スムーズになります。
また、割れる心配がないのも強みですね。
唯一の欠点が審美性で。。昔は歯にゴールドがステイタスみたいな感覚があったようですが
現在では白く自然で健康的な口もとが好まれますので目立つところには使えませんが
奥歯であればもっと積極的に選ばれても良い補綴物です。
歯を削ったライン、歯と補綴物のつなぎ目をマージンと言います。
マージンに段差や隙間があるとたちまち二次カリエス、歯周病の原因になります。
形成では、いかに歯と補綴物がスムーズなラインでつながるかを考えて削ります。
しかしながら、どんなにキレイに削っても模型がいい加減では良い補綴物は出来ません。
技巧士さんは模型が命なのですね。しっかりと正確なマージンの判る模型が欲しいのです。
そこで精密な型どり(印象)にはシリコン印象材を用います。
よくあるピンク色のアルギン酸による印象ではルーズ過ぎて精密な型がとれません。
自費の補綴物には当然シリコンを以前より使用しておりましたが
国産からアメリカ製になり現在はドイツ製を使用しております。
KETTENBACH社のPanasil最高です。
いままで使用した中でもっとも変形率が少なく、もっとも親水性が高いです。
マニアックにマージン追求出来ますね(笑)
上顎112のコンタクトカリエスをCRにて修復しています。
保険の範囲での処置ですがキレイになりましたね。
当医院では充填後の仕上げに一工夫しておりますので
輝きが違います。
左上1番のメタルボンドです。
咬みあわせがきつく(classⅡdiv2)オールセラミックの厚みがとれないため
メタルフレーム+セラミックの修復です。
歯の形、色はOKなのですが
歯茎の状態が。。もっと心に響くブラッシング指導が必要ですね。
前回に続き義歯関連のブログです。
しゃべる時に見える針金のバネの色がいやだと来院されました。
ナチュラルデンチャーをご希望でしたが
頬小帯が歯の近くまで張り出していて
床部分の厚みが取れない為ホワイトクラスプで入歯を作製してみました。
なかなか良い感じではないでしょうか。
左上2~6番欠損の患者さまです。
初診時はかなり歯周病が進行した状態でした。前歯からの自然出血もみられます。
歯周病が進行し奥歯で咬む力をしっかり支えられなくなると
その圧力は前歯に伝わり歯を突出させ隙間をつくります。
歯周病のケアをしながら下顎の前歯を矯正し歯を内側に戻しました。
上の前歯は補綴にて歯軸を戻し、奥歯でしっかり咬めるように
金属フレーム+ナチュラルデンチャーにて修復しております。
しっかり感がでるのと同時に素敵な口もとになりましたね。
全てではありませんが、保険診療分を多用した症例です。
当医院は保険医療機関ですので当然保険診療をしております。
ですが、全てを白くキレイに保険でして欲しいというご要望にはお応え出来ません。
保険では材料の規制もありせっかくキレイにしても劣化が激しいんです。
精度をだす治療を行おうとしても、保険診療では認められない処置が多いのです。
保険診療のもちは平均2~5年と言われています。
患者さまの自覚症状としては無くとも
材質の劣化で2次カリエスは進行しています。
当医院では患者さまのお口の状況に合った
やり直しのない修復をお勧めしております。
前歯の部分矯正です。
11の間に隙間がある状態を正中離開といいます。
上唇小帯の肥厚であったりかみ合わせのバランスが悪いために開いたりします。
ワイヤーでもマウスピースでも6~10ヶ月でキレイになりますよ。
2日後に挙式を控えている患者さまです。
ご予約の電話ではマニュキュアを希望されていました。
実際お口の中を拝見させていただくと
右上1番は形が少し悪く変色してしまったかぶせ物
左上1番も神経がなく変色、また色々な方向からCR充填されています。
マニキュアで色を変えても良かったのですが
ルーズな詰め物の段差はカバー出来ない為、また微妙な歯の隙間をうめる為に
11をTEKにして見た目を修正してみました。
チェアータイムをあまりとって無かったため大急ぎのTEKなので
すごくキレイと言うわけではありませんが、50cmも離れればとってもキレイに見えます(汗)
接写はごまかしがききませんね。
あと1~2回結婚式までに来院できれば
ホワイトニング+充分な時間をかけてのTEKともっと素敵に仕上げられたのですが。。
ご結婚が決まりましたら早めに一度来院されることをお勧めします。
すずき歯科・矯正歯科医院
院長 鈴木 茂行
【経歴】
1988年
日本歯科大学(東京校)卒業
1988~1993年
日本歯科大学矯正学教室
1993~1995年
目黒区審美歯科勤務
1995年
鈴木歯科・矯正歯科医院
【所属学会】
・FACE
(The Foundation for Advanced
Continuing Education)
USA矯正学コース修了
・日本歯科臨床研究会矯正学インストラクター
・日本矯正歯科学会
・日本口腔衛生学会
・日本先進インプラント医療学会
【趣味】
サーフィン
お神輿