顎関節症  スプリント  ナイトガード

前回のブログでも書きましたが

習慣性のかみ合わせの位置がCO

関節と筋肉のバランスがイイ位置がCR

理想はCO=CRなのですが

そんな状態の方はまずいません(笑)

顎関節症は疼痛、開口障害、クリックが三大徴候

顎関節の状態と筋肉のバランスが崩れた時に発症します。

治療法としては鎮痛剤の服用、咀嚼筋及び全身の関係している筋肉へのマッサージ

関節への負荷を軽減するように口腔内に

スプリント(ナイトガード)を製作することも多いです。

腰痛時のコルセットのイメージですね。

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装着時はすべての歯が当たるように作り

なおかつ、フルバランスのガイドを与えます。

最近、マウスガードをただプレスしただけのものを渡されている

患者さまが何人かいらっしゃいました。

0.1~0.2mm位で5~5であれば

歯ぎしり防止で用いることもありますが

2~3mmもある厚いものでは7番、最後臼歯の早期接触をつくるだけですので

余計に顎に負担をかけるだけです。

スグ外して下さいね。

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CO 習慣性のかみ合わせの位置です。

1月に顎が痛く、開かなくなり他医院にてプレスしただけのナイトガードを渡されたそうです。

全然良くならないので、当医院に来院されました。

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ナイトガードを装着したCRの状態。

下顎が4mm位後退していますね。

装着2週間ですが痛みはなくなりました。

まだ大きな口は開けられませんが

生活に不都合はなくなったそうです。

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すずき歯科・矯正歯科医院 院長 鈴木 茂行
http://www.suzuki-ortho.com/

すずき歯科・矯正歯科医院
院長 鈴木 茂行

【経歴】
1988年
日本歯科大学(東京校)卒業
1988~1993年
日本歯科大学矯正学教室
1993~1995年
目黒区審美歯科勤務
1995年
鈴木歯科・矯正歯科医院

【所属学会】
・FACE
(The Foundation for Advanced
Continuing Education)
 USA矯正学コース修了
・日本歯科臨床研究会矯正学インストラクター
・日本矯正歯科学会
・日本口腔衛生学会
・日本先進インプラント医療学会

【趣味】
サーフィン
お神輿