矯正症例 ClassⅡdiv.2

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10代 女性の患者さま

前歯をキレイにしたいと来院されました。

普通に咬んだ状態では

見た目それほど上下顎のバランスは悪くないように見えます。

写真でも奥歯はほぼⅠ級のかみ合わせですが。。

資料を採ってビックリ

ANB +4.5°  full classⅡ

欧米でしたら外科症例の適応です。

最近の傾向ですが

下顎の成長不足による

相対的な上顎前突症例ですね。

上顎のみ4番抜歯

案の定、治療開始6ヶ月位で下顎がガクッと後退しました。

本来の筋肉位に戻った感じですね。

顎のリラックスポジションをCR

歯が最大面積で当たる、習慣的な顎位をCO と呼びます。

矯正だけでなく

歯科治療すべて CO CR の概念がないとトンチンカンな結果しか出せません。

削って 型をとって はい、噛んで~  じゃダメなんです(笑)

症例ですが

Ⅱ級仕上げ  OJを残したくなかったので

上顎前歯は口蓋側に傾斜気味です。

ただバイトも浅いので、そんなにストレスにはならないでしょう。

E-line もスッキリ 

よく咬めるようになり口輪筋が発達し 

メリハリのある口もとになりました。

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すずき歯科・矯正歯科医院 院長 鈴木 茂行
http://www.suzuki-ortho.com/

すずき歯科・矯正歯科医院
院長 鈴木 茂行

【経歴】
1988年
日本歯科大学(東京校)卒業
1988~1993年
日本歯科大学矯正学教室
1993~1995年
目黒区審美歯科勤務
1995年
鈴木歯科・矯正歯科医院

【所属学会】
・FACE
(The Foundation for Advanced
Continuing Education)
 USA矯正学コース修了
・日本歯科臨床研究会矯正学インストラクター
・日本矯正歯科学会
・日本口腔衛生学会
・日本先進インプラント医療学会

【趣味】
サーフィン
お神輿