やっと最近涼しくなり始めたなと思ったのですが、暦の上ではもう『晩秋』、
二十四節気でいうと『寒露』(のど飴ではないです!)に当たります。
朝晩の冷え込みがはっきりと感じられるようになり、
秋が確実に深まっていることを実感する、そんな時期です。
『寒露』とは、晩夏から初秋にかけて野草に宿る冷たい露のこと。
秋の長雨が終わり、五穀の収穫がもっとも盛んになって
農家さんが多忙を極める時期ともいわれています。
露が冷たい空気と接し、霜に変わる直前で紅葉が濃くなり、
ツバメなどの夏の鳥とガンなどの冬の鳥が交代される時期でもあり、
季節の変わり目を実際に見て感じ取ることができます。
また、大気の状態が安定して空気が澄んだ秋晴れの日が多くなるので、
夜には月も美しく輝いて見えます。清々しい空を、一番堪能できるのが、今なのです!