最近の傾向としてよくある
下顎の成長不足による、相対的な上顎前突症例です。
また、この患者さまは右上4番の完全埋伏、5番の根尖がほぼ90度に曲がっている歯。。でした。
診断では5番を抜き、4番を引っ張り出すことを提案したのですが
絶対抜きたくないとのことで、将来のリスクを納得して頂き
non-extで5番をそのまま挺出させました。
とにかく5番が動かず、治療期間は2年を超えています。
かみ合わせのバランスは整いましたが
ブラケットカリエスが散見されます。
治療にみえる度に徹底的に磨きましたが、
やはり患者さま自身のセルフケアが上手くないと、虫歯にしてしまいますね。。
色々、考えさせられる症例です。