右上5番6番E-max症例です。
E-maxとは商品名でセラミックのブロックをCAD/CAMにて削りだして冠を制作しています。
臼歯部は圧倒的にハイブリッドを選択される患者さまが多くEmaxのsetは久しぶりだったのですがまた一段と精度が上がっているように感じました。
コンピューターソフトが進化したのでしょうね。
セラミックですので輝きはイイですね。ハイブリッドより強度も上です。
セラミックブロックは単色ですので微妙な色調、匠の技的な表現は出来ませんが色調の合う患者さまには前歯でも充分通用しますね。
さて症例ですが、初診時には5番6番根尖相当部の間に歯肉の腫脹があります。
もう何年も腫れては治るの繰り返しだったそうです。
原因は6番近心頬側根の根尖病巣からの歯槽骨破壊。56番の間はポケットが8mmあります。
セメントアップ後の下の写真はそんな状況なので多少出血しています(汗)
56番とも根の治療をやり直しましたが、6番近心頬側根は炎症反応が取れなかったため、分割抜歯をしています。何十年かぶりにキレイな歯ぐきになったと喜んで頂けました。
今後は上の前歯をキレイにして行きます。
E-max 見直しました。とても素敵です。