2017年5月アーカイブ

講習会

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2017.5.21(日曜日)

村岡秀明 先生 

「患者満足度向上の為のパーシャルデンチャーとは」

講習会に参加して参りました。

以前、村岡先生の総義歯の講演会には二度ほど参加しておりましたが

今回は局部床義歯のお話。

いやぁ~相変わらず軽妙な語り口で

面白くもあり、ウンウンと頷く話ばかりで大変参考になりました。

これからの臨床に生かします。

つかみの小話をひとつ

象の牙は側切歯だそうです。

牙が折れたらどうするの?

増歯

空隙歯列弓(すきっ歯)~

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30代 男性の患者さま
歯の隙間が気になるとご来院されました。

右上1番が過去にぶつけて、根の成長が途中で止まり
不完全な状態での根の治療で終わっていました。
変色が強く見られます。

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マウスピース矯正により歯と歯の隙間を閉じ
並行して11の根の治療をやり直しました。

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11をジルコニア・ボンドにて修復

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もう全然違いますよね。

素敵な口もとになりました。

歯根端切除

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根の先に病巣が出来ている状態を

慢性根尖性歯周炎と言います。

通常は根の治療をやり直し、治癒を目指すのですが

異物(根充材)が根尖の先に出てしまっていたり

炎症が取りきれない場合は

最後の手段で外科的な処置を施します。

この患者さまも4~5年前に根の治療をやり直し

当医院でセラミックを装着しておりましたが

前医の処置の根充材を押し出してしまったのでしょうね。

根の先の病巣が治りきらず

腫れてしまったと来院されました。

ホントに最初に根の治療をするDRの腕で

その歯の寿命は決まると思います。

欧米の根の治療の成功率は一般的には80~90%

根の治療の専門医では97%と言われています。

対して日本では50%前後です。

まあ保険治療で欧米並みの結果を出せと言われても困る部分もありますが。。

当医院で最初に手を付けた根の治療であれば保険でも

80~90%は大丈夫です(笑)

写真が悪いですが

歯根端切除の様子です。

歯茎を開き

病巣を掻把し 根の先端を骨のレベルでCUTし逆根充

骨に置換される薬を置き 歯茎を戻し終了です。

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すずき歯科・矯正歯科医院 院長 鈴木 茂行
http://www.suzuki-ortho.com/

すずき歯科・矯正歯科医院
院長 鈴木 茂行

【経歴】
1988年
日本歯科大学(東京校)卒業
1988~1993年
日本歯科大学矯正学教室
1993~1995年
目黒区審美歯科勤務
1995年
鈴木歯科・矯正歯科医院

【所属学会】
・FACE
(The Foundation for Advanced
Continuing Education)
 USA矯正学コース修了
・日本歯科臨床研究会矯正学インストラクター
・日本矯正歯科学会
・日本口腔衛生学会
・日本先進インプラント医療学会

【趣味】
サーフィン
お神輿