50代 男性の患者さま
差し歯がとれたと、ご紹介により来院されました。
かなりヘビーな口腔内でしたが
over 1yearでここまでになりました。
そもそも、機能的な反対咬合なんですね。
本来の顎のリラックスできるポジションでは
上下の前歯が先にあたってしまい
しょうがないから下顎を少し前に出してかみ合わせをするしかない。
construction bite が問題なくとれるので
full-caseで予後は良いだろうと予測がつきました。
逆にいままで、無理をした位置での補綴を繰り返していたので
さまざまな応力がかかり、歯を破壊してしまっていたのでしょう。
今回、適材適所の材質を使い補綴で仕上げました。
保険のCAD/CAM冠からzirconia~MBまで。
入れ歯もなくしました。
余談ですが、変な顎の使い方をしなくなったのと
就寝中の歯ぎしりでも、かみ合わせのバランスがとれているためでしょう。
朝、爽快に目覚めるようになったっとおっしゃていました。
イイ口もとになりましたね。
次回から下の前歯のホワイトニング予定です。