2015年11月アーカイブ

前歯が折れて。。

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矯正希望で来院された高校生の患者さまです。

典型的なAngle classⅡdiv.1 症例

言葉が悪いですが出っ歯なんですね。

何年か前に部活中に前歯を折ってしまったとの事。

破折片を当時のDrがスーパーボンドで固定したのだと思います。

全然間違った処置ではないのですが

経年劣化で接着剤の変色

破折片の変色が見られます。

矯正前にキレイにしてしまおうと言うことで

細かく色を使って

CR充填してみました。

だいぶイイ感じになりましたね。

奥歯も白く

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30代 女性の患者さま

口の中から銀歯をなくしたいとnet経由で来院されました。

本日、左側の補綴が終了しました。

根の治療をすべてやり直し

強度重視で6番はジルコニア・クラウン

コスト重視で4番5番は保険のCAD/CAM冠

美しさと強度、コストも考慮し左上3番はE-maxにて仕上げております。

セメント・アップ直後なので微妙に出血してますね。。。

初診時の写真もヒドイなあ~

マウスピース矯正

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40代 女性の患者さま

正中離開+上顎前突 症例です。

しっかりしたかみ合わせを造るには

上顎両側4番抜歯
下顎IPR
ClassⅡ仕上げ と診断させて頂きましたが

抜歯は希望されず、前歯の隙間ともう少し良く咬めるようになればOKとのリクエストでした。

ワイヤーもイヤと言うことで

マウスピースにて矯正を行いました。

約10ヶ月です。

ですが、上顎前歯部に微妙な隙間がマウスピースでは取りきれず

最後1か月だけワイヤーを入れさせて頂きました。

マウスピースは万能ではありませんよ(笑)

初診時は67のみ正常被蓋で45はクロスバイトでした。

矯正により45もある程度はしっかりバイトすることが可能になり

「咬むってこうゆう事なのね。」とおっしゃて頂けました。

当医院では理想的なプランをご提案しますが

どこまでどうするかをお決めになるのは患者さま自身です。

出来ること、出来ないこと、予後の安定性等お話します。

何でも聞いて下さいね。

ホーム・ホワイトニング(ステイン除去)

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40代 女性の患者さま

初診時、歯の着色が気になります。

通常通りPMTCを行ったのですが

いまひとつキレイにならなかったので

イレギュラーな使い方ですが

ホーム・ホワイトニングを2週間試していただきました。

本来、ホワイトニングは歯の色を白くする目的で使用しますが

歯の着色も分解してくれますので

ブラシやエアーフローで取れない汚れ、着色除去にも効果的です。

Full-mouth reconstruction

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50代 男性の患者さま

差し歯がとれたと、ご紹介により来院されました。

かなりヘビーな口腔内でしたが

over 1yearでここまでになりました。

そもそも、機能的な反対咬合なんですね。

本来の顎のリラックスできるポジションでは

上下の前歯が先にあたってしまい

しょうがないから下顎を少し前に出してかみ合わせをするしかない。

construction bite が問題なくとれるので

full-caseで予後は良いだろうと予測がつきました。

逆にいままで、無理をした位置での補綴を繰り返していたので

さまざまな応力がかかり、歯を破壊してしまっていたのでしょう。

今回、適材適所の材質を使い補綴で仕上げました。

保険のCAD/CAM冠からzirconia~MBまで。

入れ歯もなくしました。

余談ですが、変な顎の使い方をしなくなったのと

就寝中の歯ぎしりでも、かみ合わせのバランスがとれているためでしょう。

朝、爽快に目覚めるようになったっとおっしゃていました。

イイ口もとになりましたね。

次回から下の前歯のホワイトニング予定です。

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総義歯症例

前回に続き、総義歯のcaseです。

80代 女性の患者さま。

おいしく食事が出来ると、健康でいられますね。

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口もとのラインもスッキリしました。

総義歯症例

当医院は基本、審美歯科・矯正歯科をメインに診療しておりますが

時代の流と言いますか、高齢化社会の今

ご高齢の患者さま、入れ歯をつくって欲しいと言う患者さまもご来院いただいております。

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この患者さま、もともとは20年以上前に私の父が義歯を製作しました。

当然合わなくなったり、壊れたりして

新しく他医院で製作するも

合わず

最初の入れ歯をだましだまし使っていたそうです。

かなりハードな状況の義歯になっていました。

通法によりTi-con、粘膜の状態の回復と義歯との隙間を埋め

アゴがリラックス出来るポシションを探し

新義歯を完成させました。

矯正の考え方と総義歯の考え方は全く一緒です。

自然にリラックスできるポジションに歯を並べるだけ。。。これが難しいのですが。。

排列の基準のニュートラルゾーンも矯正の概念から来ています。

さて、仕上がりですが

装着~噛んでいただいて

口のまわりに変な緊張がなくなったのがお分かり頂けますでしょうか?

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学術講演会

歯根膜による再生治療

インプラントを考える前に

「歯の再植・移植を始めよう」

下地 勲先生 (東北大学臨床教授)

10月31日 (土) PM7:00~

大宮歯科医師会学術講演会に参加して参りました。

先週は水曜日にもスタディグループ・三水会の勉強会があり

歯内療法で高名な藤井先生をお招きしての講演会でした。

エンドによる内側からのアプローチ対

外科的処置による再植・移植。

道は違いますが

いかに歯を残してゆくかとの想いは一緒ですね。

安易に抜歯→インプラントはやはりよろしくないと再認識いたしました。

歯科治療、奥が深くおもしろいです(笑)

月別 アーカイブ

すずき歯科・矯正歯科医院 院長 鈴木 茂行
http://www.suzuki-ortho.com/

すずき歯科・矯正歯科医院
院長 鈴木 茂行

【経歴】
1988年
日本歯科大学(東京校)卒業
1988~1993年
日本歯科大学矯正学教室
1993~1995年
目黒区審美歯科勤務
1995年
鈴木歯科・矯正歯科医院

【所属学会】
・FACE
(The Foundation for Advanced
Continuing Education)
 USA矯正学コース修了
・日本歯科臨床研究会矯正学インストラクター
・日本矯正歯科学会
・日本口腔衛生学会
・日本先進インプラント医療学会

【趣味】
サーフィン
お神輿