左上1番 ジルコニア・ボンド です。
ジルコニアのフレームにセラミックを焼成しています。
美しいですね。
術前はCR修復されていましたが
深い虫歯だったのでしょう、長い時間をかけて神経を壊疽させていました。
生活反応がなかった為、茶色く変色していました。
感染根管処置(根の治療)をし
ファイバーコア+ジルコニアボンドです。
写真では判りずらいですが
微妙に曲がって、右側の1番に重なっていました。
11 22の隣接面を多少削り、大きさのバランスとラインを整えています。
最高にキレイになりました(笑)
前歯の審美修復では、この組み合わせが現在最高ですね。
1本だけ補綴するのは
実はすごく難しいのです。
2本とか4本とか偶数本の処置でしたら
色、形のバランスが取りやすいのですが
1本のみ、それもたいがい一番応力のかかる歯でダメにしてしまっていますので
かみ合わせがキツく、修復物の厚みもとれず色も出しずらかったりします。
当医院では、考える補綴を目指しておりますので
現状の中での最善の修復をさせていただきます。