本日より診療をスタートしました。
朝一の電話で
「3本入れたインプラントの真ん中のインプラントがぐらついている。」
「抜けてしまいそう。。」
との連絡がありました。
来院して頂き確認したところ
インプラントが悪いわけではなく
仮着している補綴物の動揺でした。
仮着セメントの効果が切れたのですね。
当医院では、基本的にインプラント体と補綴物(上部構造)を
セメントで永久合着しておりません。
どうしてもインプラント体は天然歯より細いため
インプラントと歯茎のつなぎ目のメインテナンスが
とてもムズカシイです。。
つなぎ目に汚れがたまっていると
インプラント性の歯肉炎→歯槽骨の破壊、吸収を起こしてしまします。
で、3~6ヶ月ごとに上部構造を外して
インプラント体のクリーニング、歯肉溝のイリゲーション、レーザーによる殺菌を行います。
この患者さまは昨年5月より、お見えになっておらずちょうど良かったかもしれませんね。
上部構造には外しやすい様にリムーバブル・ホールをつけておきます。
メンテナンス後、再仮着です。
メインテナンス本当に重要です。
しばらく検診されてない方は、一度担当DRに診ていただくことをお勧めします。