10月17日 19:00時より三水会の勉強会に行ってまいりました。
今回は講師に
日本歯科大学生命歯学部 口腔外科学講座 准教授
松野 智宣 先生をお招きし
「インプラント治療における骨補填材と成長因子の臨床研究」
というテーマでお話いただきました。
骨量の少ない場所でも、高さ、幅とも適切な補填材により
大幅に増骨することが可能になる事を
論文のエビデンス、多数の症例から教えて頂きました。
当医院ではあまり積極的にはインプラント治療を行っておりませんが
矯正、審美中心なもので(笑)
骨が薄くてインプラントをあきらめていた患者さまに、これからアナウンス出来るようになりましたね。
また歯科関係の論文は1960年代では年間1000本程度でしたが
現在では18000本程度発表されています。
その全てに目を通すのは時間的に不可能であり
23%のエビデンスは2年以内に否定されている状況です。
松野先生のお話はコクランという、類似テーマの論文をすべてまとめて
統計処理をしたデータを用いられていて信頼性が高く、面白いデータだなと感じました。