左下567番のナチュラルデンチャーです。
もともとは左下567と右下6番がつながった義歯が入っていました。
右下の⑦6⑤のブリッジをわざわざ壊して制作したそうです。。。
義歯の基本設計として3点以上支点があると落ち着きが良くなりますので
片側欠損でも反対側までバネを延ばすことがセオリーになります。
ナチュラルデンチャーはクラスプに相当する床の面積が大きくとれ
充分な維持力が出ますので遊離端3歯欠損位までは片側のみの処置が可能です。
かつ保険の義歯に比べ圧倒的に薄く仕上がりますので
装着感もたいへん良好ですね。
入歯を入れてることを忘れてしまうという嬉しいお言葉をよく頂戴します。