美容ジャーナリストの 斎藤 薫さんが
日本歯科医師会発行の雑誌にこんなエッセーを綴っていました。
"笑顔を忘れる"という言葉があるけれど、しばらく笑わずにいると、人は本当に笑えなくなる。
筋肉が笑顔をつくる方法を忘れてしまうのだ。
笑顔は本来無意識に生まれるもの。心が瞬時に筋肉を動かすのだ。
心がつくるから、
そこにパッと花が咲いたように、辺りの空気を明るくする力を持つわけで
つくり方を思い出していたら、掛けがえのない笑顔の力は生まれない。
だから、笑顔を休んでは絶対いけないのだ。
人が笑顔を忘れるのは、悲しみや落胆以外にも
歯に不安がある時、自信が持てない時。
思い切って笑えないことが、気持ちも暗くしてしまうという悪循環もうまれて
笑わないともっと笑えなくなる。
歯並びや歯の黄ばみ、かみ合わせの問題まで
笑いを奪う原因は歯や歯肉の不健康だけにとどまらない。
口の中の小さな問題で、笑顔を忘れた人になるのでは悲しい。
だから、小さなトラブルも放置しない。
いつもパッと花が咲いたような艶やかな存在でいたいから。