少し前、「芸能人は歯が命!」というCMがありました。
「歯科医院は清潔が命!」といっても過言ではありません。
これは、一般の生活者にとって最も身近な医療機関だからです。
そして、患者さまの「お口」を触る医療機関だからです。
怪我をしたり、おなかが痛くなり外科や内科の診療所に行ったとします。
そのとき、待合室や診察室があまり掃除されていなかったらどんな感じがするでしょうか。
のんきな人なら、「ま、消毒すればいいか」と思うかもしれません。
しかし、歯科医院の場合は患者さまは我慢できないのではないでしょうか?
それは、物を食べるお口を触るからです。
不潔なものがそのまま自分の体内に入ると感じるからです。
つまり、「清潔感」が、安心感に直結すると考えます。
平成19年4月から、改正医療法が施行され、歯科医院にも「医療安全の確保」「感染予防」
「医薬品の安全管理」が義務付けられました。
医療機関に対する保健所の立ち入り検査もすでに始まっています。
医療機関としての安全確保のためにも、清潔管理の必要性が高くなっているのです。
例えば、こんな歯科医院があります。
ユニットとユニットの間のパーテーションの上部と途中の桟に、ほこりが積もっている。
スピットンとチェアの間の隙間に、ファイルや矯正のワイヤーの切れ端が積もっている。
トイレの便器の横に小さな池ができている。
チェアのピローカバーに髪の毛が付着して汗で黄ばんでいる。
子どもの絵本が古くなっていて、母親から「それ触っちゃダメ」の声がでる。
受付の掲示物のセロテープが茶色に変色している。
床に薬品や器具の包装ごみのかけらなどが落ちている。
空気中にそのまま滅菌済みの器具を保管している。
消毒コーナーが乱雑で、みるからに片付いていなくて不潔な感じ。
ユニットの脇に額縁やわけの分からない箱、診療とは関係のない工具類などが置いてある。
この記述を読んで、どんな歯科医院を想像されましたか?
すべて実際によくある光景です。
みなさんが過去に通った医院ではいかがでしたでしょうか。
歯科医院ではこれまで医科の診療所ほどには医療安全について注目されていませんでした。
しかし、今後は安全管理、清潔管理で患者さんに安心して頂ける工夫が大切ではないでしょうか。
安全安心が求められる時代です。
タービンまで滅菌している歯科医院は100件中2~3件しかありません。
ここでいうタービンの滅菌とはタービンの外側だけでなく
タービン内部まで滅菌することを言います。
タービンは、虫歯のミュータンス菌の塊を削る器具です。
停止したとたんに逆流することが知られています。
つまり、
まったくミュータンス菌に感染していない子供さんをお母さんが検診につれてきた
とき、タービンから感染させてしまう危険がゼロではないのです。
さらに、肝炎の患者さんの大部分は申告してくれません。
つまり、知らず知らずのうちに交差感染させている可能性すらあるのです。
当医院ではあらゆる細菌、ウイルスを滅菌する中性殺菌水を患者さまのお口に触れる水全てに使用しておりますのでご安心ください。
また当医院は当然の様にタービンの滅菌を行っていますが、タービンの滅菌を行っている歯科医院は、全体の3%程度ではないでしょうか。
97%の医院は行っていないのです。
もし自分が診てもらうのであれば殺菌水のシステムは置いといても
徹底した滅菌システムをもった医院+DRの技術の良い医院を選びます。