下顎2112のtek(テンポラリークラウン)です。
tekは多くの使い道があります。
最終補綴物のイメージ創りはもちろんですが、
かみ合わせの安定する場所を探したり、歯の形成量の確認が出来たりと
非常に有効なステップです。
ある程度長い時間お使い頂くものなので
たとえ仮歯でも、舌触りが良く見た目も美しくあるべきだと考えております。
下顎2112のtek(テンポラリークラウン)です。
tekは多くの使い道があります。
最終補綴物のイメージ創りはもちろんですが、
かみ合わせの安定する場所を探したり、歯の形成量の確認が出来たりと
非常に有効なステップです。
ある程度長い時間お使い頂くものなので
たとえ仮歯でも、舌触りが良く見た目も美しくあるべきだと考えております。
オープンバイト症例 約2年の治療期間でした。
キレイですね。きっと人生変わります(笑)
オープンバイトを治すには奥歯を圧下、骨に押し込み高さを低くして
下顎の回転で前歯が閉じるようにするのですね。
ワイヤーだけの力ではとても難しく、患者さまの協力が不可欠な矯正です。
最近はインプラントを併用して患者さまの負担を軽減する方法もありますが
矯正治療の中でオープンバイトが一番難しいと言われるのは
この患者さまの協力の部分が大きいからなのです。
患者さまの治すと言う意志がとても大切になります。
頑張って頂ければ結果は必ず現れます。
3月18日(日) 埼玉県及び埼玉県歯科医師会主催の上記講演会を受講して参りました。
演題1: 「連携に必要な糖尿病の知識」
講師 : 松田 昌文 先生
埼玉医科大学総合医療センター内分泌・糖尿病内科教授
演題2: 「知ってほしい、歯周病の実態ー医科、歯科連携のためにー」
講師 申 基喆 先生
明海大学歯学部付属明海大学病院長・歯周病学分野教授
現在、糖尿病あるいは糖尿病発症前状態の人は2,210万人と言われています。
成人の5人に1人が糖尿病であり、年間70万人ずつ増加しているそうです。
そして糖尿病が疑われる人の約4割は糖尿病に対する治療を受けていないことが分かっています。
糖尿病とは血糖が上昇する病気です。
HbA1c6.5%がカットオフポイントになります。
放置すると膵臓β細胞の疲弊により、網膜症、腎症、神経障害等の合併症を引き起こします。
歯科領域では歯周病の重症化や易感染性が問題になります。
スライドでは医科のDRにコントロールされている患者さまの抜歯、もうブラブラ状態の歯を抜いたら
蜂窩織炎を併発し生死の境目まで陥った症例が発表されました。
コントロールされていてもここまで行ってしまう事もある。。
ましてや何も気づいていない患者さまで、歯科のDRも予見出来なければ。。
怖いですね。
よく糖尿病は喉が渇くとか、頻尿になるとか言いますが
こんな症状は亡くなる4年位前になり出るだけだそうです。
歯科医院でも血糖値を測定出来れば安心なのですが
現在は不可能ですので、とにかく問診とペリオの反応を見て怪しければ医科で測って来て頂くしかないようです。
糖尿病は健康寿命を15年短縮させる病気です。
歯周病は糖尿病を増悪するリスクファクターの一つになります。
医科・歯科連携により糖尿病を患っている方のQOLを保つことが重要ですね。
50代女性の患者さまです。
ホームホワイトニングをもう7~8年前からはじめて
メインテナンスもしっかりされているので
歯の色は本当に白くA1~B1を保たれています。
最近ゴールドの色が気になり、白くしたいとのご要望を頂きました。
46 47はハイブリッド 45はE-maxにて仕上げております。
次は14のインレーをセラミックに変える予定です。
完璧な白く、輝くお口もとになりますね。
左上1番 硬質レジン前装冠(保険適応)です。
右上1番左上2番はCRにて形を整えております。
すべて保険診療ですが
当医院独自の一工夫をしておりますのでとてもキレイですね。
矯正を始めて2~3ヶ月
前歯の重なりが取れてきたら1番2番の間のコンタクトカリエスが見えてきました。
初診時右上2番は反対咬合で、良い位置にブラケットがつかなかった為
ジャンプするまで深い位置につけておりました。
本日来院して頂くと被蓋が改善されておりましたので
ブラケットを良い位置に付け替えるため一時OFFしました。
ついでにコンタクトカリエスが気になるとのことでしたので
いっしょにCR充填を行ないました。
当医院のメリットに矯正治療と一般歯科治療が同時に行なえることが挙げられます。
矯正前に虫歯を治しておくのは当然ですが
歯が重なっている部分のコンタクトカリエスはレントゲンでも分らない事がございます。
当医院では何時虫歯が見つかっても迅速に対応可能です。
2011年11月に右上1番をオールセラミックに変えました。(写真上から真ん中)
充分キレイなのですが、将来ホワイトニングをするかもしれないとの事でしたので
本当に微妙な感じで白く仕上げておりました。
カメレオン効果で違和感はないですね。
当医院の治療は終了したのですが
色の違いが気になり他医院でオフィスホワイトニングをしたそうです。
でも変化なく。。
以前のブログにも書きましたが
ホワイトニングのシステムは各社から販売されています。
期待した程白くならないシステムが多いように感じます。
値段が安いからと言って効果のないホワイトニングは時間とお金のムダになりますから
よくご検討くださいね。
ZOOMにて15分×2setです。
すばらしくキレイになりました。
セラミックの方が濃い位ですね。でも大丈夫。
これもカメレオン効果で少し離れればまるで気にならないレベルです。
本当に白く素敵な口もとになりました。
欲を言えば、以前の補綴物による歯肉の変色メタルタトゥーが気になります。。
どうにかしたいですね。。マニアック過ぎですか(笑)
初診時、右上4番左上67番欠損症例です。
また右上5番は歯根膜炎と歯周病の併発により動揺度3のため抜歯をしました。
かみ合わせのバランスも悪い為、インプラントをご希望でしたが
義歯にて修復を行いました。
昨今インプラントについての問題が多くメディアに取り上げておりますが
かみ合わせを考慮しないインプラントは間違いなくダメになりますね。
なんでもかんでもインプラントを勧めるDRには要注意です(笑)
最近多いコンビネーション・デンチャーです。
金属床フレームにより強度を出しつつ装着感も良好にしました。
前歯にかかるバネにはナチュラルデンチャーを用いて審美的に仕上げております。
かみ合わせも完璧とは言えませんが、術前よりはかなりよく咬めるようになりましたね。
右上6番7番のセラミック・インレーです。
う~ん美しいですね。
フラッシュの光でセメントラインが少し白く見えますが実際はほぼ見分けがつかない位キレイです。
CR修復もコストパフォーマンスは良いのですが
比べてしまうとセラミックの方が強度があり経年劣化もなくずっとキレイな状態を維持できますね。
最近では吸水率0%のレジンセメントが出来ましたので
セラミック+レジンセメントで歯と本当の意味での一体化が可能になりました。
少し前、「芸能人は歯が命!」というCMがありました。
「歯科医院は清潔が命!」といっても過言ではありません。
これは、一般の生活者にとって最も身近な医療機関だからです。
そして、患者さまの「お口」を触る医療機関だからです。
怪我をしたり、おなかが痛くなり外科や内科の診療所に行ったとします。
そのとき、待合室や診察室があまり掃除されていなかったらどんな感じがするでしょうか。
のんきな人なら、「ま、消毒すればいいか」と思うかもしれません。
しかし、歯科医院の場合は患者さまは我慢できないのではないでしょうか?
それは、物を食べるお口を触るからです。
不潔なものがそのまま自分の体内に入ると感じるからです。
つまり、「清潔感」が、安心感に直結すると考えます。
平成19年4月から、改正医療法が施行され、歯科医院にも「医療安全の確保」「感染予防」
「医薬品の安全管理」が義務付けられました。
医療機関に対する保健所の立ち入り検査もすでに始まっています。
医療機関としての安全確保のためにも、清潔管理の必要性が高くなっているのです。
例えば、こんな歯科医院があります。
ユニットとユニットの間のパーテーションの上部と途中の桟に、ほこりが積もっている。
スピットンとチェアの間の隙間に、ファイルや矯正のワイヤーの切れ端が積もっている。
トイレの便器の横に小さな池ができている。
チェアのピローカバーに髪の毛が付着して汗で黄ばんでいる。
子どもの絵本が古くなっていて、母親から「それ触っちゃダメ」の声がでる。
受付の掲示物のセロテープが茶色に変色している。
床に薬品や器具の包装ごみのかけらなどが落ちている。
空気中にそのまま滅菌済みの器具を保管している。
消毒コーナーが乱雑で、みるからに片付いていなくて不潔な感じ。
ユニットの脇に額縁やわけの分からない箱、診療とは関係のない工具類などが置いてある。
この記述を読んで、どんな歯科医院を想像されましたか?
すべて実際によくある光景です。
みなさんが過去に通った医院ではいかがでしたでしょうか。
歯科医院ではこれまで医科の診療所ほどには医療安全について注目されていませんでした。
しかし、今後は安全管理、清潔管理で患者さんに安心して頂ける工夫が大切ではないでしょうか。
安全安心が求められる時代です。
タービンまで滅菌している歯科医院は100件中2~3件しかありません。
ここでいうタービンの滅菌とはタービンの外側だけでなく
タービン内部まで滅菌することを言います。
タービンは、虫歯のミュータンス菌の塊を削る器具です。
停止したとたんに逆流することが知られています。
つまり、
まったくミュータンス菌に感染していない子供さんをお母さんが検診につれてきた
とき、タービンから感染させてしまう危険がゼロではないのです。
さらに、肝炎の患者さんの大部分は申告してくれません。
つまり、知らず知らずのうちに交差感染させている可能性すらあるのです。
当医院ではあらゆる細菌、ウイルスを滅菌する中性殺菌水を患者さまのお口に触れる水全てに使用しておりますのでご安心ください。
また当医院は当然の様にタービンの滅菌を行っていますが、タービンの滅菌を行っている歯科医院は、全体の3%程度ではないでしょうか。
97%の医院は行っていないのです。
もし自分が診てもらうのであれば殺菌水のシステムは置いといても
徹底した滅菌システムをもった医院+DRの技術の良い医院を選びます。
ZOOMホワイトニング 15分×3set 症例です。
上顎11は失活歯で、エナメル質の脱灰が認められます。
外傷によるものか、テトラサイクリンによるものですね。
以前はテトラサイクリンによる変色歯に対するホワイトニングは禁忌でしたが
最近の考え方は、白いスジが目立たなくなるまでホワイトニングを続けるべきと変わりました。
限界はありますがオリジナルの状態よりは確実によくなりますね。
この患者さまは今後ホームホワイトニングでもっと色を白くするか
CRもしくはセラミック系の補綴に移行するか思案中です。
すずき歯科・矯正歯科医院
院長 鈴木 茂行
【経歴】
1988年
日本歯科大学(東京校)卒業
1988~1993年
日本歯科大学矯正学教室
1993~1995年
目黒区審美歯科勤務
1995年
鈴木歯科・矯正歯科医院
【所属学会】
・FACE
(The Foundation for Advanced
Continuing Education)
USA矯正学コース修了
・日本歯科臨床研究会矯正学インストラクター
・日本矯正歯科学会
・日本口腔衛生学会
・日本先進インプラント医療学会
【趣味】
サーフィン
お神輿