総義歯難症例への対応

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9月4日 トクヤマデンタル倶楽部主催の

総義歯難症例への対応
ニュートラルゾーン理論によるデンチャースペース義歯
講師 加藤武彦 先生
    田中五郎 先生

総義歯セミナーを受講して参りました。
当医院ではもともとニュートラルゾーンを利用した義歯を製作しておりましたが
さらに理解が深まりました。
以下抄録です。
超高齢化社会に突入した今日、顎堤吸収の著しい症例に対する総義歯は、吸着が得られない、上下顎のアーチの大きさが異なり人工歯排列の基準が明らかでないので、歯科医師も技工士も困っています。
その解決策として「デンチャースペース理論」が最適です。「デンチャースペース」とは歯があった時の口腔内の空間、この空間を満たす義歯は、口腔周囲組織の調和により、義歯の維持・安定が得られます。
この理論の開発者であるFishやLottはモデリングやワックスを用いて複雑な方法でしたが、私はこの考えを、今の保険診療や在宅往診にも応用出来るように考え、それを当日お話しします。

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すずき歯科・矯正歯科医院 院長 鈴木 茂行
http://www.suzuki-ortho.com/

すずき歯科・矯正歯科医院
院長 鈴木 茂行

【経歴】
1988年
日本歯科大学(東京校)卒業
1988~1993年
日本歯科大学矯正学教室
1993~1995年
目黒区審美歯科勤務
1995年
鈴木歯科・矯正歯科医院

【所属学会】
・FACE
(The Foundation for Advanced
Continuing Education)
 USA矯正学コース修了
・日本歯科臨床研究会矯正学インストラクター
・日本矯正歯科学会
・日本口腔衛生学会
・日本先進インプラント医療学会

【趣味】
サーフィン
お神輿