2011年3月アーカイブ

クリーニング→tek

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前回のブログの患者さまです。
明日からアメリカに出張されるそうで、歯をキレイにしたかったそうです。
アメリカの人々の歯に対する意識はとても高いです。
歯の美しさがクラスを表わすと言われています。
初対面でハグ&キスの文化ですから、口もとの清潔感は重要ですよね。
グローバルにビジネスをするなら、これからは男性も口もとのうつくしさは重要です。

前回エアーフローによるクリーニングを行い
今回は右上1番のCR
左上1番をTEK(仮歯)に換え、前歯のすき間をなくしました。
前歯の中心にすき間があると、だらしなく見えてしまいます。
スッキリしました。

日本人は歯が汚いと思われたくないですもんね(笑)

エアーフロー (着色除去)

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エアーフローによるクリーニングです。
この患者さまはホワイトニングを希望され来院されました。
しかし、お話しを伺うと着色が一番気になっているとの事でしたので
まずはクリーニング、その後もっと白くしたいならホワイトニングをしましょうとお話しさせて頂きました。
初診当日、約1時間かかりましたがここまでキレイになりました。
エアーフローはほう酸の粉末をJETで歯面に当てステインを除去します。
ブラシの入らない隙間の汚れも取れ、かつ歯は傷めないスグレ物です。
多少しょっぱいですが(笑)

次回からはカリエス、ペリオの処置ですね。

当医院ではまず、患者さまの気になっていることを
出来るだけ早く解決させて差し上げたいと存じます。

ホワイトニング

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オフィスホワイトニング1回のbefore,afterです。
2週間後に挙式予定があり、歯を白くしたいと来院されました。
右上1番2番にセラミックスの修復があり、あまり白くし過ぎてしまうと
違和感が出る為、バランスを考慮してのホワイトニングです。
写真では分かりずらいですが、とても口もとが明るくなりより素敵な笑顔になりました。
結婚式が楽しみですね。おめでとうございます。

ただ右上1番の歯肉の赤みは気になります。
2年前に他医院でかぶせたそうですが、明らかに炎症を起こしていますね。
式が終わり時間に余裕が出来たら、じっくりperio(歯周病)の処置です。

インプラント

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左下67番のインプラントです。
初診時7番は無く、6番が歯根破折を起こし歯冠部も崩壊していました。
この患者さまは咬む力が強く(一般的にアゴが張っている方は咬筋が太く咬む力も強いです)オーバーロードによる歯根破折ですね。
根が割れてしまうと、身体は異物と認識し排除しようとします。
無理に保存しようとすると、歯を支える骨を吸収させてしまいます。
その後の回復を困難にしてしまうため残念ですが抜歯が適応になります。

この症例では遊離端欠損になりますのでブリッジは出来ません。
選択肢は3ツあります。
義歯
インプラント
何もしない  ですね。
患者さまもしっかり咬んで食事を楽しみたいとのご要望でしたのでインプラントでの
修復となりました。
ほぼご自分の歯の感覚で使って頂けます。
今まで以上に良く咬める様になりますね。

矯正終了から3年

東日本巨大地震から10日が経過しました。
被害の全貌が明らかになってきました。
被災地ではまだ十分な物資が届かず厳しい生活が続いているようです。
被災地の皆様に心からお見舞い申し上げますとともに、
お亡くなりになった方々のご冥福をお祈り申し上げます。

福島原子力発電所には必死の注水が続いています。
自らの生命の危険も省みない職員、自衛隊、消防の皆さんの勇気ある行動に敬意を表します。

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矯正治療が終了して3年経過している患者さまです。
定期的にクリーニングにお越しになって頂いております。
当医院では歯並びを治したらそれで終了ではなく、ずっと通って頂けるクリニックで
在りたい考えます。
その為に矯正の知識だけでは無く、お口に関する事、全身との関わりも含め全てに対処出来る口腔内科医で在りたいと考えます。
人生のステージにおいてお口の中の環境も様々に変化しますが、パーフェクトな状態を維持するお手伝いをさせて頂きたいと願います。

この患者さまもこれからホワイトニングをおこないます。
また変化をUPしますね。

1人の笑顔から

東北関東大震災から1週間が過ぎました。
とてつもなく甚大な被害に心が痛みます。
しかし、凄惨なニュースが流れ続ける一方で
自衛隊や警察の方々による命懸けの救援活動により
多くの尊い人命が救われています。
原発の事故処理にも危険を顧みず対処して頂いております。
また、全国で節電や義援金などの活動が行われています。
人と人がつながる心温まる出来事もたくさん起きています。
人は素晴らしいです。無限の力を持っています。
どんなに辛い状況でも立ち直れると信じています。

私も、出来る事から始めています。
少しでも優しい気持ちの人が増える様に、笑顔になれる様に
貢献出来ればと。。

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この週末に挙式される患者さまです。
幸せの笑顔がもっと素敵になるように銀歯を
仮歯(tek)で白く替えてみました。
一人の笑顔から世界は変わってゆくと信じています。

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東日本巨大地震、甚大な被害が出ています。
被災地の皆様に心からお見舞申し上げます。
安否が分からない方も数万人いらっしゃるとのこと。。
ご無事をお祈りしております。

奥歯を白く(ハイブリッド・セラミックス)

自費治療の補綴物製作では、シリコン印象を用いて徹底的に精度を上げた模型を使用します。マージン(歯とのつなぎ目、削ったライン)がしっかり出ていないと、スムースな形になりません。技工士さんはマージンが正確に分かる模型が欲しいのですね。
申し訳ありませんが、保険ではアルギン酸の印象になります。

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右上6番のハイブリッド・セラミックスです。
正確な印象を行っておりますので、ほぼ無調整でset出来ました。
通常、普通の会話をしている時でも上顎6番の歯までは見えると言われています。
笑った時はもっとですよね。
逆に6番まで白く仕上げると、とてもチャーミングで若々しい印象になります。

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キレイになりましたね。

前歯のCR(コンポジットレジン)

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前歯のCRです。
右上3番から左上2番まで、すべての歯と歯の間が以前詰められているのですが
二次カリエスになっていました。
この患者さまもネット経由で来院されました。
前歯は保険でもキレイに仕上げたいですよね(笑)
術前の写真がひどくてスイマセン。

目からうろこの歯内療法

3月5日に
日本大学歯学部保存学教室 
歯内療法講座 診療教授
明石 俊和 先生 の講演会に参加させて頂きました。

根の治療全般を歯内療法と言います。
直視出来ないし、保険の点数は低い(30分治療して200円~300円)し、面倒くさいしで
一番DRに人気のない治療だと思います。
でも、根の治療がしっかり出来ていないと、その上にどんなにキレイな歯を作っても
長持ちはしません。とても大切な治療なんです。
保険治療では5年でダメになると言う統計が出ています。
当医院ではラバーダムを掛け、だ液をブロックし、殺菌水やレーザーを用いて無菌状態をつくり治療をしています。
5年でダメになるなんて考えられませんね。自費治療では自信の10年保証です。
そこまで自信を持っている治療でも100%は有り得ないんです。
なぜなら、炎症は直視出来ない部分で起こっている事だからなんです。
例えば上顎の6番では、根管は3本と言われますが、50%近い確率で副根管、4本目が存在します。マイクロスコープの登場で副根管や破折線(クラック)は見つけやすくなりました。副根管で言えば慣れてくると、マイクロがなくても解る様になります。
もっと問題なのが、側枝と呼ばれるメインの根管から途中で枝分かれしている根管です。
これは絶対にマイクロでも見えないし、側枝の中が無菌化したかどうかは、ある意味経験で判断しているような状況で、この確実性の無さが成功率99.99%に近づけない理由でした。
今回、講演を聴いてまさに目からうろこが落ちる想いがしました。
側枝を無菌化する確実な方法も教えていただけました。
今日から当医院の歯内療法はますますパワーアップします。

以下抄録です。
無歯顎患者さんの顎骨内には根尖病変はありません。理由は根尖病変発現原因となる歯が喪失しているからです。根尖病変発症の原因である抗原物質が根管内に無ければ病変は発現せず、また、すでにある根尖病変は時間とともに消失し、骨となる。
根管治療成功の秘訣は根尖病変の原因である抗原物質を除去し、無菌化した根管系を確実に閉鎖し、根尖周囲組織への影響を排除する。すなわち根尖病変を孤立化させれば病変部は縮小、消失し、やがて骨組織に転化し口腔機能は回復する。
根管内汚物の抗原除去はリーマー、ファイルやNi-Tiファイルで除去する物理的除去法と薬剤により溶解除去する化学的除去法がある。
根管治療は繊細な注意力、熟練した技術、多大な労力と時間を必要とし、根気とやる気で患者さんからは信頼はされるが経済効果が伴わない報われない治療といわれ続けている。
さて、髄腔開拡、作業長の測定、根管拡大・形成、根管洗浄、消毒、根管充填が難しいのは根管系が三次元形態で、根管内を直視、直達の操作が出来ない、まさしく闇夜のカラスを見つけ出すがごとく、全くの手探り状態で治療を行わなければならないに尽きる。
しかし、本当に闇夜のカラスなのでしょうか。私はそうとは捉えておりません。
見えない闇夜のカラスをマイクロスコープで追いかけるのはやめにして、根管内の大敵を一網打尽にすくい取り根管外に排除するテクニックを伝授するのが本日の講演です。ご期待下さい。

明石先生ありがとうございました。期待以上のご講演でした。

取り外しの出来る矯正装置

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クリアアライナーやインビザラインに代表される取り外しの出来る矯正装置は
模型上で歯の位置を動かし、その状態をうすいプラスチックシートで再現し
歯に装着して動かして行きます。
当医院でもよく行いますが、1~2歯だけを動かしたい場合には少し大袈裟になってしまいますので、写真の様に部分的に装着して頂き動かして行きます。
この患者さまは右上1番のみ前に出してラインを揃えます。
期間的には6~10ヶ月程度です。
矯正力をどれだけ加えられるかが歯の動きのスピードに比例します。
ブラケットを付けてしまえば24時間ずっと力が加わっていますので効率的に動きますが
取り外しの出来る装置は、当たり前ですが装着して頂けなければ矯正力は加わりません。
最低でも1日10時間はするようにしてくださいね。

奥歯も白く  ハイブリッドセラミックス

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本日、左上5番6番のハイブリッドセラミックスをsetしました。
前歯に関しては審美性が一番大切だと考えますので
オールセラミックスの修復がbestです。
4番以降であればハイブリッドでも充分キレイです。
セラミックのみでは、硬度はあるのですが粘りがない為
奥歯に使用すると割れる危険性があります。
ハイブリッドはレジンの性質も少し持ち合わせていますので
粘りがあり、逆に奥歯の使用ではオールセラミックスよりbetterです。
価格も1/2ですので経済的ですね。
審美性を考えなければ今でもゴールドが一番イイんですね。
あまり受け入れられませんが。。。
それと最近では色の制限があるのですがジルコニアの被せ物もイイですね。
セラミックスより圧倒的に丈夫です。
ただ色が2色しかないのです(泣)これからに期待です。

矯正 上顎前突症例

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ClssⅡ 上顎前突症例になります。
上顎のみ4番を2本抜歯にて仕上げています。
上顎と下顎の位置バランスのズレを歯の本数を違えることで補正しています。
基本的には上下左右同じ本数であった方がかみ合わせはつくり易いのですが
骨格的に大きく顎がズレている場合は片顎抜歯も良い方法です。
術前の写真がピンボケしてますね(汗)

矯正→ホームホワイトニング

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矯正治療/動的治療終了後、ホームホワイトニングを2週間していただいた後の写真です。
わずか2週間ですが、とてもキレイになりましたね。
矯正の動的治療終了後は後戻りを防ぐ為、歯を適正な位置でキープさせる為に
リテーナーと呼ばれる保定装置を使って頂きます。
ホームホワイトニング用のカスタムトレーはリテーナーの代わりにもなりますので
一石二鳥です(笑)
上の写真が矯正前
まん中が矯正後
下がホームホワイトニング2週間後です。

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すずき歯科・矯正歯科医院 院長 鈴木 茂行
http://www.suzuki-ortho.com/

すずき歯科・矯正歯科医院
院長 鈴木 茂行

【経歴】
1988年
日本歯科大学(東京校)卒業
1988~1993年
日本歯科大学矯正学教室
1993~1995年
目黒区審美歯科勤務
1995年
鈴木歯科・矯正歯科医院

【所属学会】
・FACE
(The Foundation for Advanced
Continuing Education)
 USA矯正学コース修了
・日本歯科臨床研究会矯正学インストラクター
・日本矯正歯科学会
・日本口腔衛生学会
・日本先進インプラント医療学会

【趣味】
サーフィン
お神輿