40代　男性の患者さま

左上6番の痛みを主訴に来院。

虫歯が深く、抜髄となってしまいました。

根の治療をし、ファイバーポスト＋ステイン・ジルコニアにて修復。

強度重視です。

左上5番も以前根の治療をしていたのですが

根の先に病巣があり

再度、根の治療をやり直しました。

で、ファイバー・コア＋保険適用のCAD/CAM（ハイブリッド・レジン）での修復。

コスト重視ですね。

ファイバー・コア　保険で使用すると大赤字なのですが

セコイことは言わず、歯を長持ちさせる事を第一に考え使用しております(笑)

30代　女性の患者さま

徐々に奥歯も白くして行きたいとnet経由で来院されました。

左下6番が深い二次カリエスになっていた為

残念ながら抜髄～ファイバーコア～ステイン・ジルコニアへ

6番は咬合の鍵と言われるほど

しっかりと力の加わる歯なので

患者さまと相談のうえ

審美性より強度重視でジルコニアにて修復しました。

5番は保険適用のCR充填にて白くしています。

隣接面を含むCR充填はコンタクトの処理が難しいのですが

隣在歯をやり替えの場合はストレスなく行えます。

奥歯も白いと素敵ですよね。

昔よくアメリカのDRに

症例発表していると

なんで日本人の歯にはこんなにもメタル・フィリングが多いんだ。。。

とよく言われましたが

保険の範囲ではしょうがなかったのですね。

今は患者さまの意識も、修復材料も随分変わりました。

日本の保険制度は世界に誇れると思いますが

より美しさも求めるのであれば

保険外診療も選択肢のひとつになるのは当然ですね。