前歯の詰め物　CR充填です。
左右１番と右上2番の隣接面を修復しています。

"神は細部に宿る。"
とドイツの建築家ミース・ファンデルローエは言いました。

細かい部分の精度で全体の完成度が決定されると言う事ですね。

神様が創った歯に何処まで近づける事が出来るか。。日々修行です(笑)

上顎前歯部のやり替えです・
2112にメタルボンドの連結冠が入っていました。
歯根端切除をした痕があり、根尖閉鎖に使ったアマルガムにより
歯肉に大きなメタルタトゥーが出来ています。
左上１番は保存が難しい為抜歯し②①１②のメタルボンド・ブリッジにて仕上げました。
3番はオールセラミックスですね。
変色が大きい歯ではメタルフレームのあるセラミックの方がbetterですね。
色がキレイに出ます。
逆に天然歯ではオールセラミックス　とてもキレイです。

表面的な歯肉の着色はレーザーでとれますが
ここまで深いものは難しいです。
でもキレイにしたいですね。色々調べてみます。

左下6番のインプラントです。
両わきに歯がある場合の修復には3通り考えられます。

１．入れ歯
２．ブリッジ
３．インプラント　　ですね。

１．入れ歯のメリットは両わきの歯を傷付けないで済む事。
　　デメリットは違和感が大きい。力が入らない。取扱いが面倒等でしょうか。
２．ブリッジの場合は割りと自然な感じで使えますが
　　両わきの歯を大きくけずらなくてはなりませんし、力の負担を増やす事になり
　　歯の寿命を短くしてしまいかねません。
３．インプラントのメリットはご自身の歯の様に使え、両隣の歯に負担をかけずに済みます。
　　

最近ではブリッジよりもインプラントを選択される患者さまが多くなってきました。
みなさん外科処置（インプラント）は怖いと言いますが、受けて頂くと
拍子抜けする位楽だったとおっしゃて下さいます。
費用面でも3本セラミックで修復するより安価になります。

左下7番セラミックインレーの破折です。
2~3年前に他医院で6番7番を保険の銀歯からセラミックに変えたそうです。。

破折片及び新しく虫歯になってしまった感染歯質の除去をして
ラバーダムをかけます。隣接面を含む場合は2~3歯露出するようにします。

CRを充填、研磨して終了です。
6番のセラミックよりキレイだと思いませんか(笑)

セラミックスでの修復は素晴らしいです。
きちんとつなぎ目を合わせられますし、材質の劣化もなくいつまでもキレイ状態をキープ出来ます。
しかし全ては精度の問題です。
ルーズな形成で精度の低いアルギン酸での型取りではすぐにダメになってしまいますね。

審美歯科症例です。
ホワイトニング、セラミックス、インプラントとほぼfull-mouth症例です。
当医院の得意とするところですが、患者さまの協力無しでは成し得ません。
頑張って通って頂き本当に感謝です。

1年前位にホームホワイトニングを行い、その色に合わせて修復を行って来たのですが
若干後戻りを感じましたのでZOOMでまた白くしてみました。

歯ぐきも引き締まっていますし、歯も白く輝いています。

素敵ですね。

ZOOMホワイトニング
15分×2setの症例です。

上の写真は初診時のものですが画質自体は下の写真より明るいです。
下の写真は術後。
画質は暗くなっていても歯の白さはハッキリ白くなっているのが
お解り頂けると存じます。

ZOOM　良いです。

下顎の入れ歯がしっくりいかない方は多いのではないでしょうか？
入れ歯がしっかり安定するには、吸盤と一緒の原理で
顎と入れ歯が密着し陰圧を創り出していないといけないんですね。
上顎は大きな床面積がとれますので吸着しやすいのですが
下顎は舌がありますのでU字型の面積しか取れません。
当然表面積は小さく吸盤の効果が発揮しずらいのです。
また、時を重ねると骨時自体も痩せて来ますので益々表面積が無くなってきます。

通常入れ歯は硬いレジンで出来ています。
顎堤の形は人それぞれです。
キレイな山型であれば苦労せず、適合性の良い入れ歯が出来ます。
しかしほとんど全ての方が凸凹しており
当たって痛いところを削っていくうちにユルイ入れ歯になってしまうのですね。

コンフォートは入れ歯の裏側をシリコンで製作する事により
当たりをソフトにし痛くなく密着出来る様になりました。
痛くなくしっかり咬める様になります。

コンフォート　素敵です。