リテーナーブリッジ
かなりお久しぶりにブログUP致します。
嬉しいことに、患者さまからブログ書いてくださいとのリクエストを多々頂いておりました。
今後はまた、徒然にまかせて更新してまいりますね。
40代 男性の患者さま
左上乳歯Cがグラグラしてきたと来院
後継永久歯が無く現在まで乳歯が残存していました。
乳歯は後継永久歯がなくとも歯根が吸収してきます。
いよいよ限界の時ですね。
抜歯しました。
その後の処置ですが
インプラント
ブリッジ
義歯
何もしない と4つの選択肢があります。
相談のうえブリッジを選択されました。
いままではブリッジは基本失ってしまった歯の両脇の歯を支台歯として
1本欠損では3本のブリッジを製作しておりました。
ただ、現在メタルに代わりジルコニアでの修復が主流となり
歯と分子レベルで接着が可能となったため
1本欠損の2本ブリッジ(リテーナーブリッジ)をお勧めすることが増えています。
かみ合わせによる捻じれの応力が掛からず予後は
通常の3本ブリッジより良いとエビデンスが出ています。
ただ、本当に大丈夫かはケースにより違いますので
まず仮歯でリテーナーブリッジを製作して2~3か月様子をみて
問題がないことを確認してから最終補綴に移りました。
費用 169.400円
将来起こりうる可能性のある不快事項
・ブリッジの破折
・生活歯に生じる沁み、痛み