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2020年8月16日

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40代 女性の患者さま
右上1番 2番に根尖病変があり、且つ過去5回も歯根端切除術を受けた既往があります。
もうそれだけ根をいじっていると、根長も短くなり当医院では対処が難しく
歯内療法専門医に紹介し保存処置をして頂きました。
歯槽骨の再生が認められてので
補綴に移行することになりましたが
オペの影響で歯肉のラインが随分と上がってしまいました。
歯肉移植が奏功すれば最高なのですが、成功率は低いと判断し
歯肉側にピンクポーセレンを築造して審美回復をめざしました。
完璧とは言えないですが
普通に会話する距離ではキレイに見えるでしょう。

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30代 男性の患者さま
全顎的に虫歯があります。
幸いにも神経を取るような大きなカリエスではなかったので
CR充填にて修復しました。
保険適応範囲内です。
歯と歯茎の境目の虫歯では(Ⅴ級窩洞)削ってそのままで詰めようとすると
歯肉溝からの滲出液がレジンをブロックし
微細な隙間が残ったままになります。
将来二次カリエスに確実になりますね。

当医院では、充填前に圧排糸(Knitted Retraction Cord)を
歯肉溝に挿入し、滲出液のブロックおよび削ったラインを明確にし
可能であれば、そこからラバーダムを装着して唾液もブロックしてからの
充填作業を行っております。
結構な時間が必要になり
保険治療では完全な赤字なのですが。。DRの矜持として行っております。

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40代 矯正中の女性の患者さまです。
歯の質にもよりますが
コーヒーやお茶を多飲される方は
どうしても着色してしまいますね。
ステインをブラシで落とすには限界があります。
エアーフローはホウ酸の粒子(60μ位)を歯面に噴射し
ブラシでは届かない着色の除去が可能です。

歯を白くしたい
でもホワイトニングまでは考えないと言う方にもお勧めですね。

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すずき歯科・矯正歯科医院 院長 鈴木 茂行
http://www.suzuki-ortho.com/

すずき歯科・矯正歯科医院
院長 鈴木 茂行

【経歴】
1988年
日本歯科大学(東京校)卒業
1988~1993年
日本歯科大学矯正学教室
1993~1995年
目黒区審美歯科勤務
1995年
鈴木歯科・矯正歯科医院

【所属学会】
・FACE
(The Foundation for Advanced
Continuing Education)
 USA矯正学コース修了
・日本歯科臨床研究会矯正学インストラクター
・日本矯正歯科学会
・日本口腔衛生学会
・日本先進インプラント医療学会

【趣味】
サーフィン
お神輿