Full-mouth reconstruction
60代 男性の患者さま
右上の歯がグラグラしてしまった。どうにかしてほしいとご来院されました。
③4⑤でブリッジでしたが5番が破折
2番のスペースがありません。
とりあえず1番3番をファイバーとレジンで固定し、治療方針の相談へ
患者さまの要望として
インプラント、入れ歯はしたくない。。
5番は抜歯するしかないので
右側のセントリックストップがなくなってしまいます。
3番を本来の位置まで矯正で動かし
将来的には義歯も考慮ということで上顎フルブリッジ製作としました。
右側6部に矯正用インプラントを埋入し3番をエラスティックで奥へ移動
4ヶ月 LX先行
その後上顎にブラケット装着しワイヤー矯正スタート。
activ14ヶ月
矯正期間を利用し
ほぼ全ての歯の根の治療をやり直しました。
歯の間のバランスを整え
③2①12③4⑤6⑦ のFull-bridge
CRポジションを仮歯の状態で確立、確認してから本補綴へと。
トータルの治療期間ちょうど2年でした。
total-fee 11491290円
将来的なリスクとして
フルブリッジな為 どこで噛んでも全体的に揺らされてしまいます。
歯槽骨の吸収は単独の根に比べ早まることが予想されます。
ペリオのケアはしつこいほど行う必要がありますね。