矯正 叢生症例
10代 女性の患者さま
大学への入学が決まったので矯正をしたいとご紹介で来院されました。
典型的なⅠ級croud症例
骨格的な問題はなく
顎の大きさと歯の大きさのバランスが悪く叢生状態です。
第一小臼歯4番の4本抜歯
動的治療期間 17か月でした。
さすが10代の骨のレスポンスは素晴らしいです。
短期間で終わりますね。
側貌も術前もそんなに悪くありませんでしたが
より口もとが後退し
E-line内側にはいる完璧な横顔になりました。
イイ笑顔ですね。
あと医療法が今年6月に改正になり
基本net上への症例の供覧は不可になりました。
で、しばらくブログを休んでおりましたが
自費診療の場合は金額とリスクを明記すればOKということですので
ここまで治療費868,320円
リスクはなんでしょう?
矯正の一般的なことになりますが
後戻りは多少なりとも起こります。
微妙に隙間がでるとか、ねじれとか。。
歯は力を負担する器官なので
かみ合わせの落ち着くところへ移動します。
どこまでその微妙な隙間であったり、ねじれであったりを気にするかで
保定の仕方が変わってきますね。
矯正力は本来は歯に対しては有害です。
常に歯に力を加えていますので
歯根吸収も個人差はありますが起こり得ます。
ただバランスのとれたかみ合わせになりますので
矯正をしなかった場合と比べて
将来的には歯の寿命は長くなります。
あとアダルトの方はブラック・トライアングルが出やすいですね。