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2017年3月 3日

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2017年3月2日(木)

埼玉県歯科医師会主催

「最近のメタルフリー歯冠修復」

講師 東京歯科大学 クラウンブリッジ補綴学講座

主任教授  佐藤 亨 先生


受講しに熊谷まで行って参りました。

高密度位焼結体セラミック(ジルコニア)

ガラスセラミックス

ジルコニア前装用ポーセレン

もう色々なメーカーから色々な種類の商品が出ています。

一度、頭を整理しようと聴講してまいりました。

E-maxとか以前は削り出ししかなかったのですが

今は溶解プレスもありますし

E-maxに陶材を盛ることも可能なんです。

しかも500MPaまで強度が上がった~~

すごいです。

臼歯部もガラスセラミックスでOKかもです。

これでもっと技工士さんと細かく打ち合わせが出来るようになりました(笑)

最近の歯科修復では

CAD/CAM 冠~メタルフリーな修復が主流になってきております。

保険でも4番5番まではレジンですがCAD/CAM修復が可能です。

CAD/CAM コンピューターで削った歯の形をスキャンし

ミリングマシーンで被せる補綴物を削り出します。

もとになるブロックが

ジルコニア

ガラスセラミック

レジン  とあるのですね。

で、1dayトリートとして

歯科医院で出来るのがCEREC

ドイツ シロナ社製です。

今、第4世代になりました。

当医院のユニットですとかデジタルレントゲン、滅菌のシステムはシロナですので

当然、セレックは第1世代からすべてデモストレーションを受けています。

カッコイイですよね。

光学スキャナーでお口の中、歯をスキャンして

機械が削り出す。

最新って感じです。

でも当医院では導入しておりません。

なぜかと言いますと個人の意見として

精度がいま一つなんです。。

もちろんアルギン酸と寒天の連合印象でつくる

保険の技工物に比べれば全然ましなのですが

マイクロミクロンの世界では??。。

レジンセメントの性能が以前に比べ格段によくなったので

隙間はセメントに頑張ってもらう感じです。

削り出すバーはとても繊細で

少しの振動でも刃先が狂います。

ミリングマシーンを設置する床はかなりの補強

それこそセメント何メートルという世界で振動しない様にしないといけないのです。

当医院製作のCAD/CAM技工物はしっかりしたi-CAST

設備のある技工所にお願いしております。

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すずき歯科・矯正歯科医院 院長 鈴木 茂行
http://www.suzuki-ortho.com/

すずき歯科・矯正歯科医院
院長 鈴木 茂行

【経歴】
1988年
日本歯科大学(東京校)卒業
1988~1993年
日本歯科大学矯正学教室
1993~1995年
目黒区審美歯科勤務
1995年
鈴木歯科・矯正歯科医院

【所属学会】
・FACE
(The Foundation for Advanced
Continuing Education)
 USA矯正学コース修了
・日本歯科臨床研究会矯正学インストラクター
・日本矯正歯科学会
・日本口腔衛生学会
・日本先進インプラント医療学会

【趣味】
サーフィン
お神輿