症例ブログ

かみ合わせの再構築

2010_06140001.JPG
next2.png
2011_10120002.JPG
60代の患者さまです。
下顎骨骨折の既往があり、初診時はかみ合わせが安定していませんでした。
人のかみ合わせは、本来上下顎のバランスの安定した、リラックス出来る位置で咬める事が理想です。専門用語で中心位(CR)と言います。
また上下顎の歯が最大に当たっている状態を中心咬合位(CO)と言います。
本来CO=CRの位置関係が理想ですが、歯並びは人それぞれであり、よく咬もうとすると
どうしても最大で歯がぶつかる場所(CO)に顎は誘導されます。
CRとCOのズレが少しであれば、口腔周囲筋の補正機能により何も問題は起こりませんが
余りにバランスを逸脱していると、顎関節症であったり慢性的な首、肩の凝りですとか、不定愁訴を引き起こします。
矯正治療はある意味CO=CRを確立する為に行うものとも定義出来ます。
さてこの患者さまは骨折修復時に適当な位置でボルト止されてしまい
上手く咬めない状況でした。
矯正はご希望ではありませんでしたので、補綴にて咬合の再構築を行いました。
初診時に比べると、とてもキレイで安定したかみ合わせになりました。
これからはもっと歯ぐきをキレイにしてもらうべく働きかけですね(笑)

ご予約・お問い合わせ

歯学博士 口元からあなたをもっと美しく。すずき歯科・矯正歯科医院

048-648-1800

診療時間 9:00-13:00 / 15:00-19:00
※水は18:00まで 木日祝:休診

診療時間 日祝
9:00-13:00
15:00-19:00

★ 水午後は18:00まで 休診:木・日・祝

〒330-0842 
埼玉県さいたま市大宮区浅間町2-206-5

電車でお越しの方
JR大宮駅より徒歩約20分、JRさいたま新都心駅より徒歩約15分

お車:首都高速埼玉新都心線「新都心インター」より約5分

駐車場:6台分完備